1、気になる“ヘア”に注目

『よみがえる黒髪』より

あなたの髪は大丈夫?

ストレス社会のせいか、過度のヘアケアのせいかその原因ははっきりしませんが、最近、抜け毛や脱毛に悩む人が増えています。二十代の若い男女にも驚くほどの薄毛の人が珍しくはなく、親子の若ハゲで「どうせオヤジほどはハゲないから・・・・・」とタカをくくっていたところ、なんとその父親より薄くなってしまった・・・・・という笑うに笑えぬ話もあります。

また、図のように年をとるほど男性型脱毛症の発症頻度はアップしますので(例えば六十歳では30%の方が若ハゲとなる)、現代日本の高齢化社会で脱毛症の方が増えないはずがありません。昔ならばハゲる前にとっくに亡くなっていた方が、まだまだ元気で頑張っておられるわけですから・・・・・。ここで、高齢者なのに若ハゲはおかしい・・・・・と思われた方もいらっしゃると思います。しかし、この若ハゲという言葉は男性型脱毛症の俗称で、発病する年齢とは関係ありません。緒方分類(後述)のパターンに従って進行する男性型脱毛症ならば、たとえ患者さんが八十歳でも若ハゲになるのです。

脱毛はしばしば頭頂部(頭のてっぺん)から始まりますので自分では気づきにくく、他人に指摘されたり“ゴルフのバンカーショットや宴会での写真”を見せられたりしてはじめて気づくようです。

最近、抜け毛が多くなった、髪が細く(猫毛に)なった、髪の分け目が妙に広がってきた、なんてことはないでしょうか。ヘビースモーカーのあなた、シャンプーのしすぎ(髪がパサパサ)、あるいはしなさすぎ(髪がベトベトと脂っぽい)のあなた・・・・・ハゲ予備軍になっていないか、この機会に一緒に考えてみましょう。

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